こんにちは!愛知県岡崎市にあります出張専門産後ケア助産師 小野温子です♪
今回は、完全母乳のママ&混合ママさん必見!
母乳やミルクをあげているのに体重がふえなくてお困りのママに対する内容になっています。
「赤ちゃんの体重が増えない理由と対処法」もお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください♪
赤ちゃんの体重がふえない理由

まず完全母乳栄養なのか?混合なのか?で内容が違ってきますので、それぞれ解説します。
完全母乳の場合
考えられる理由は、4つあります。
1、母乳の分泌量が少ない
・授乳回数が少ない
・赤ちゃんの吸う力が弱い
・ママの体調やストレス
2、赤ちゃんが上手に吸えていない
・くわえ方や抱き方が浅い
・舌がうまく使えていない
3、授乳間隔が長い
・夜の授乳が減っている
・泣くまで待ってしまっている
4、体質や発達の個人差
・小柄な赤ちゃん
・一時的な体重停滞期
対処法

以下の対処法をぜひ試してみてください。
✔︎授乳回数とミルク追加の量をチェック!
完全母乳の場合は、1日の授乳平均回数は12〜15回くらいです。
授乳回数が少ない場合、とくに体重のふえが悪い子の中には、夜間授乳が一回抜けて、夜10時くらいから朝6時過ぎまで寝てしまっている赤ちゃんの場合は、夜間一度起こして授乳をしてみましょう。
✔︎吸い付き力をチェック!
詳しくはこちらの内容をご覧ください♪
✔︎片方だけでなく、両方吸わせてみる!
脂肪分が多い母乳である後乳までしっかり飲めると体重増加に♪
✔︎スキンシップを増やす!
授乳の時間を大切にすると、オキシトシン分泌が促進されます。
でも無理は禁物!休めるときは十分な休養を。
✔︎ママの体調を優先
水分・栄養・睡眠をしっかりとって、ストレスはなるべく減らすのが◯!
混合栄養の場合

考えられる理由は、3つあります。
1、母乳、ミルクの量が少ない
・母乳を飲む時間が短い
・ミルクの追加量が少ない
2、授乳リズムが不安定
・母乳とミルクのバランスが毎回バラバラ
・哺乳瓶の乳首のサイズが合ってない
3、哺乳瓶ばかり好んで飲む(乳頭混乱)
・母乳の時間が減り、母乳量が低下している
対処法

以下の対処法をぜひ試してみてください。
✔︎1日にミルクを追加する量と回数をチェック
母乳量測定をしてみて、飲めた量を確認します。
その時おっぱいが張ったり、むくんだりする緊満がとれてスッキリしたのか?全く変わらず飲めていないのか?確認しましょう。
母乳を先に飲ませて、足りていなかったらミルクを追加します。
ミルクを追加する目安のチェック項目
・赤ちゃんがどのくらい寝るか?
・便と尿はしっかりでているか、チェック
・体重増加はしているか?1日の体重増加量のめやすは20〜30g
それを基準に2〜3日、または1週間のスタンスで日増をチェックして、体重増加の判定をしていきます。
✔︎哺乳瓶の乳首サイズを確認
吸う力が強すぎても弱すぎても授乳リズムが崩れることがあります。
赤ちゃんが飲みやすいサイズになっているかをチェックしてみましょう。
✔︎母乳マッサージや搾乳で分泌アップ
母乳マッサージや搾乳で乳管の流れを良くしたり分泌を促すことがあります。
母乳量を増やしたいときは、授乳後に5〜10分ほど搾乳してみましょう。
時には専門家を頼って♪
試してみても体重が増えないときは、ぜひご相談ください♪
赤ちゃんもママも環境もみんな違います。理由も対処法も一人一人違うことがあります。
会って話をきいたり、直接見てみないとわからないことも多々あります。
赤ちゃんとママにとって、一番ぴったりな解決策をお伝えします♪
ぜひ、お気軽な気持ちでご相談くださいね。














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