こんにちは!愛知県岡崎市にあります出張専門産後ケア【江口助産院】助産師の小野温子です♪
「卒乳と断乳って何が違うの?」
ママからよくいただく質問の一つです。
どちらもおっぱいを卒業することですが、その考え方や進め方には大きな違いがあります。
大切なのは、「いつやめるか」だけではなく、ママとお子さんにとって無理のないタイミングで進めることです。
今回は、卒乳と断乳の違いと、助産師として大切にしている考え方をお伝えします。
卒乳と断乳の違いとは?

卒乳と断乳の一番大きな違いは、「子どもの気持ちを考慮するかどうか」です。
卒乳は、子どもの成長や気持ちに寄り添いながら、おっぱいを卒業していく方法です。
例えば、
「〇〇ちゃん、ご飯もたくさん食べられるようになったね。」
「お水も上手に飲めるようになったね。」
「もうすぐお兄さん(お姉さん)になるから、おっぱいを卒業する時期が近づいてきたね。」
そんなふうに、お子さんと会話を重ねながら、少しずつ心の準備をしていきます。
一方、断乳は、お子さんの意思よりもママの事情を優先して授乳を終える方法です。
例えば、
・職場復帰が決まった
・夜ぐっすり眠りたい
・体調や治療の都合
など、ママ側の理由で授乳を終了するケースです。
もちろん、断乳が悪いということではありません。家庭によって事情はさまざまです。
ただ最近では、お子さんの気持ちにも寄り添いながら進める「卒乳」という考え方が広く受け入れられるようになってきました。
お子さん自身が自然とおっぱいを飲まなくなり、そのまま卒乳するケースも

一方、多くの場合は段階的に進めていきます。
まずは昼間の授乳を少しずつ減らし、お子さんが慣れてきたら夜の授乳も卒業していく。
この流れが比較的スムーズです。
ただし、職場復帰などで生活が大きく変わる時期は、お子さんも不安を感じやすくなります。
昼間は保育園で頑張って過ごし、夜になるとママに甘えたくなるお子さんも少なくありません。
そんな時は、夜間授乳まで急いでやめてしまうのではなく、おっぱいを通して安心感を得られる時間を残してあげることが、お子さんの心の安定につながる場合もあります。
3歳までは親子の絆を優先

私は、3歳頃までは情緒の発達がとても大切な時期だと考えています。
この時期は、親子の絆を深め、「困った時はここに戻れば安心できる」という安全基地を育てる大切な時間です。
そのため、「食事から栄養が取れるようになったから、もうおっぱいは必要ない」と栄養面だけで判断するのではなく、心のつながりにも目を向けてほしいと思っています。
一方で「子どもが自分からいらないと言うまで授乳を続けてもよい」という考え方もあります。
その考え方も一つの選択肢です。
私は、お子さんの成長や自立も大切にしながら、親子にとって無理のない形で、2歳頃までを一つの目安として卒乳できるとよいのではないかと考えています。
卒乳には「正解」があるわけではありません。
大切なのは、ママとお子さんが納得し、安心して次の一歩を踏み出せることです。
「うちの子はいつ卒乳したらいいの?」
「今の進め方で大丈夫かな?」
そんな不安がある時は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
親子に合った卒乳のタイミングや進め方を、一緒に考えていきましょう。
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