こんにちは!愛知県岡崎市にあります出張専門産後ケア【江口助産院】助産師の小野温子です♪
「産後ケアって、いつから利用したらいいの?」
そう悩むママはとても多いです。
実は産後ケアは、“困ってから”ではなく、“困る前”の早めの利用がおすすめです。
特に母乳育児は、産後数日で大きく状況が変わります。
授乳がうまくいかない、おっぱいが張って痛い、赤ちゃんが吸えない、、。そんなトラブルは、早めのケアで防げることも少なくありません。
今回は、助産師の立場から「産後ケアを利用するおすすめのタイミング」と「時期別の活用方法」についてお伝えします。
産後ケアは「退院直後」からの利用がおすすめ

私が特におすすめしているのは、退院後すぐ、できれば産後1週間以内の利用です。
なぜなら、おっぱいが張り始めるのが産後3日目前後だからです。
まだ乳腺がしっかり開通していない状態で母乳だけがどんどん作られると、おっぱいの中で渋滞が起こってしまいます。
私はよく「道が開いていないのに、母乳という車だけがどんどん増えている状態」とお伝えしています。
この状態になると、
・おっぱいがカチカチに張る
・熱を持つ
・強い痛みが出る
・赤ちゃんが吸い付きにくくなる
・乳首が硬くなる
・乳腺炎につながる
など、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
だからこそ、早めの乳房ケアや授乳確認がとても大切なのです。
母乳育児は「最初のサポート」がとても大切

授乳がうまくいかない理由はさまざまです。
✔︎赤ちゃんの吸い方
✔︎口の開け方
✔︎ママのおっぱいの状態
✔︎抱っこの角度
✔︎赤ちゃんの筋力や姿勢
✔︎乳首の硬さ
など、原因はひとつではありません。
だからこそ、早い段階で原因を見つけ、対策をしていくことが、母乳育児の安定につながっていきます。
哺乳瓶に慣れすぎる前のケアも大切です

赤ちゃんがうまく吸えない場合、搾乳やミルクを哺乳瓶で飲ませることもあります。
もちろん、赤ちゃんに必要な栄養を届けることはとても大切です。
ただ、哺乳瓶で飲むことと直接おっぱいを吸うことでは、赤ちゃんの使う力や刺激が違います。
直接母乳を吸うことで、赤ちゃんの口や顎、舌をしっかり使い、脳への刺激にもつながっていきます。
一方で、哺乳瓶は比較的楽に飲めるため、長く哺乳瓶中心になると、「おっぱいは疲れるから嫌」となってしまう赤ちゃんもいます。
だからこそ、
✔︎どうしたら直接授乳しやすくなるか
✔︎赤ちゃんが吸いやすい姿勢は何か
✔︎ママのおっぱいの状態はどうか
を早めに確認していくことが大切になります。
産後ケアでは「おへそ」のチェックもできます
最近は退院時に、おへそがまだ取れていない赤ちゃんも多いです。
ですが、おへそのケア方法については、病院で詳しく教わらないケースもあります。
実際に最近も、「うんちが漏れているのかな?と思ったら違った」というママがいました。
確認すると、おへそがじゅくじゅくしていて、臭いのある分泌物が出ていたのです。
消毒と必要な処置を行い、数日後におへそが取れたことで臭いも改善しました。
こうした細かな変化に気づけるのも、産後ケアの大切な役割です。
産後ケアは「ママの自信」を支える場所

授乳がうまくいかないと、ママはとても不安になります。
・私のおっぱい足りてる?
・ちゃんと育てられてる?
・このままで大丈夫?
そんな気持ちを、一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
でも、育児は最初から完璧にできるものではありません。
だからこそ、早めに相談できる場所があることが大切です。
「これで大丈夫ですよ」
「赤ちゃん、ちゃんと飲めていますよ」
そう言ってもらえるだけで、ママの表情がふっとやわらぐ瞬間を、私はたくさん見てきました。
産後ケアは早めに取り入れて
産後ケアは、困ってから利用するものではなく、“安心して育児をスタートするため”に利用するものです。
特に、
・母乳育児を頑張りたい
・初めての出産で不安
・里帰りしない
・周りに頼れる人が少ない
そんなママほど、早めの利用をおすすめします。
ママが安心できることは、赤ちゃんの安心にもつながります。
ひとりで頑張りすぎず、ぜひ頼れる場所を活用してくださいね。














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