こんにちは!愛知県岡崎市にあります出張専門産後ケア【江口助産院】助産師の小野温子です♪
「混合授乳から完母を目指したいけれど、本当にできるのかな?」
そんな相談を受けることがよくあります。
混合授乳から完全母乳(完母)を目指すことは可能です。
ただし、赤ちゃんの月齢や現在の授乳状況によっては、完母が難しい場合もあります。
大切なのは「完母になれるかどうか」だけではなく、赤ちゃんがしっかり成長できること、そしてママが無理なく育児を続けられることです。
江口助産院では、現在の授乳状況を丁寧に確認しながら、一人ひとりに合った方法で母乳育児をサポートしています。
今回は、混合授乳から完母を目指す際に確認するポイントや考え方についてお話しします。
混合授乳から完母を目指す際に確認するポイント

まず私が確認するのは、次の3つです。
① 赤ちゃんは生後何か月で、1日に何回直接おっぱいを飲んでいるか
② ミルクは1回に何ml、1日何回追加しているか
③ ママは本当に完母を目指したいと思っているか
この中でも実は、この③の【ママは本当に完母を目指したいと思っているか】がとても大切です。
完母を目指すためには、ある程度の努力や継続が必要になります。
一方で、完母にこだわりすぎてしまうと、授乳が苦痛になったり、育児そのものがつらくなったりすることもあります。
そのため私は、現在の授乳状況を確認したうえで、「どこを目標にするのか」をママと一緒に話し合いながら進めています。
例えば、生後1か月以内で1日の追加ミルク量が150〜200ml程度であれば、完母になれる可能性は比較的高いと感じています。
また、生後2〜3か月の赤ちゃんの場合は、すでに授乳パターンができていることが多いですが、
「私は母乳が足りない」という思い込みが、「まだ母乳には伸びしろがある」という前向きな気持ちに変わることで、授乳回数が増え、結果的にミルクを減らせるケースもあります。
母乳はとても繊細です。

不安やストレスが軽くなったことで、急に分泌が増えることも珍しくありません。
だからこそ私は、短期間で結果を出そうとするのではなく、長くお付き合いするつもりで授乳状況を観察しながら、少しずつミルク量を調整していきます。
そして何より大切なのは、赤ちゃんの体重がしっかり増えていることです。
ミルクを減らして赤ちゃんがよく寝るようになったとしても、体重が増えていなければ安心はできません。
もしかすると、泣く元気がないだけという場合もあるからです。
赤ちゃんは生後3か月頃に出生体重の約2倍になることが一つの目安です。
さらに、母子手帳の成長曲線に沿っているか、身長と体重のバランスはどうかなど、総合的に確認する必要があります。
混合授乳から完母を目指す方法は、赤ちゃんによってまったく異なります。
だからこそ、オーダーメイドのサポートが必要
ママも赤ちゃんも一人ひとり違うからこそ、個々にあったサポートが必要なのはわかっていただけたと思います。
だからこそ、助産師としての経験や知識が活かされる場面でもあります。
もし「完母を目指したい」「ミルクを減らしたい」「今の授乳方法が合っているのか知りたい」と感じている方は、一度ご相談ください。
たとえ今回の育児で完母が叶わなかったとしても、その経験は決して無駄にはなりません。
次のお子さんのときには、その経験が大きな力となり、よりスムーズに母乳育児ができるようになることもたくさんありますよ。
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